古月駅(ふるつきえき)は、かつて福岡県鞍手郡鞍手町大字古門に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)室木線の駅(廃駅)である。室木線の廃止に伴い、1985年(昭和60年)4月1日に廃駅となった。
歴史
- 1939年(昭和14年)4月5日:国有鉄道の駅として、遠賀川駅 - 新延駅(後の鞍手駅)間に新設。一般駅。
- 1974年(昭和49年)3月5日:荷物の取り扱いを廃止。駅員無配置駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日:室木線の全線廃止に伴い、廃駅となる。
駅構造
廃止直前まで貨物取り扱いを行っていたため構内は広く、かつては島式ホーム1面2線の配置で列車同士の行き違いが行われていた。廃止時は島式ホーム1面の片側のみを使用する1線を持つ無人駅であったが、列車行き違い設備は温存されていた。その他、隣接する清新産業鞍手工場の専用側線が数本あり、同社で製造された肥料の貨物輸送が有蓋車で行われていた。
駅周辺
- 清新産業鞍手工場
- 福岡県道55号宮田遠賀線
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 室木線
- 遠賀川駅 - 古月駅 - 鞍手駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅



