ソウマヤ美術館(ソウマヤびじゅつかん、スペイン語: Museo Soumaya)は、メキシコシティにある美術館である。
沿革
実業家のカルロス・スリムのコレクションを所蔵する美術館。入場無料。「ソウマヤ」とはスリム氏の亡くなった妻の名前である。1994年に、メキシコシティ近郊のサン・アンヘルに小規模な美術館が創設され、現在はPlaza Loreto館として運営されている。これとは別に、2011年3月、フェルナンド・ロメロの設計で、メキシコシティ市内のヌエボ・ポランコに大規模な新館がオープン、Plaza Carso館として運営されている。
コレクション
15世紀から20世紀のヨーロッパ芸術を所蔵し、エル・グレコ、ティントレット、ルノワール、ドガ、ゴッホ、ミロ、ピカソ、ダリ等が展示されている。ロダンの彫刻のコレクションはフランス以外では最大規模である。また、ホセ・マリア・ベラスコ、ディエゴ・リベラ、ダビッド・アルファロ・シケイロス、ホセ・クレメンテ・オロスコ、ルフィーノ・タマヨ等、メキシコの作品も展示されている。
その他、工芸品や歴史的な遺品や書類、コインのコレクションも擁している。日本に関連する所蔵品としては、作者は確定していないが、ノアの方舟伝説を日本風の屏風絵として仕立てたた「大洪水図屏風」がある。
ギャラリー
15世紀から16世紀
古代メキシコから現代
印象派からアバンギャルド
参照
外部リンク
- Museo Soumaya official site (英語)(スペイン語)




