国際連合安全保障理事会決議42(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ42、英: United Nations Security Council Resolution 42, UNSCR42)は、1948年3月5日に国際連合安全保障理事会で採択された決議。パレスチナ情勢に関する史上初めてのものである。

概要

パレスチナに関する1947年11月29日付の総会決議第181号(II)や国際連合パレスチナ委員会からの第1回報告及びパレスチナの安全問題に関する同じく第1回特別報告を受領し、常任理事国に対し、当時のイギリス委任統治領パレスチナの状況について協議および通知し、国連パレスチナ委員会に総会決議の履行の観点から勧告を行うよう求めた(第1条)。決議はまた、すべての政府と国民、特にパレスチナ周辺の人々に、可能な限り混乱を予防・緩和するためのあらゆる措置を講じることを要請した(第2条)。

決議は、アルゼンチン、シリア、イギリスが棄権したが、8票の賛成で採択された。

詳細

以下はその和訳。

脚注

参考文献

  • 国連図書館の決議のテキスト

関連項目

  • 国際連合安全保障理事会決議の一覧 (1-100)

外部リンク

  • 英語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:United Nations Security Council Resolution 42

「現実的な国連安全保障理事会の改革にむけて」(提言) 日本国際平和構築協会

国連安全保障理事会(安保理)が14日午後(現地時間)、緊急会議を開き、イランのイスラエル空襲について話し合う。AFP通信などによると、国連

国際連合安全保障理事会決議1540 United Nations Security Council Resolution 1540

原田勝広の視点焦点―「国連機能不全」論の的外れ オルタナ

【アメリカが拒否権行使】国連・安保理 ガザ地区「停戦決議案」否決 YouTube