越鳥斎(えっちょうさい、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の絵師。

来歴

小柴守直の門人。俗名は山本信厚、大坂の人で越鳥斎と号す。作画期は明和から安永の頃にかけてで、鶴沢探山の孫弟子にあたる狩野派の絵師であったが、作として残る絵手本は英一蝶の画風に近いとされる。

作品

  • 『雅意筆意 画図絶妙』三巻 絵手本 ※明和9年(1772年)自跋、安永3年(1774年)序、内題は「略画早手本」とあり。京都升屋勘兵衛版
  • 『画図珍選』三巻 ※安永3年(1774年)刊行

参考文献

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※126頁、「信厚」の項。

『鳥越夜祭之図』 日本美術, 日本 祭り, 図

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