プッシーキャッツ』(原題: Josie and The Pussycats)は、2001年製作のアメリカ合衆国の映画。ハリー・エルフォントとデボラ・カプランの共同監督・脚本。ユニバーサル映画とMGMの合作。1970年にハンナ・バーベラ・プロダクション製作で放送されたアニメ『ドラドラ子猫とチャカチャカ娘』(Josie and the Pussycats)の映画化作品。日本では劇場公開されず、ビデオ・DVDの発売(ビデオスルー)のみ。

オリジナルアニメとはバンドメンバーの楽器編成が異なっている。アニメではギター、ドラム、タンバリンと言う編成だが、実写映画ではタンバリンがベースになり、ギター、ベース、ドラムの完全なスリーピースバンドになっている。ボーカルは両方ともギターが担当。

キャスト

  • レイチェル・リー・クック:ジョシー・マッコイ
  • タラ・リード:メロディ・ヴァレンタイン
  • ロザリオ・ドーソン:ヴァレリー・ブラウン
  • アラン・カミング:ワイアット・フレイム
  • パーカー・ポージー:フィオナ
  • ガブリエル・マン:アラン M
  • ミッシー・パイル:アレクサンドラ・キャボット
  • パウロ・コスタンゾ:アレクサンダー・キャボット

ストーリー

ジョシー、メロディ、ヴァレリーの仲良し3人組で結成されたガールズ・バンド"The Pussycats"は街のイベント等に出る位しか出番のないアマチュアバンド。しかし、ふとしたことからレコード会社のプロデューサーであるワイアット(悪役だが、プロデューサーとしての実力は確かな物がある)の目に留まり、CDデビュー。瞬く間に全米チャート1位を獲得してトップ・スターとなる。しかし、メガ・レコードの社長フィオナは、バンドを発掘してはその曲にサブリミナル効果を取り入れ、新商品を買うようにティーンエイジャーを操作していたのだった。そして、その秘密に近づいたり、疑問を感じたバンドは容赦なく切り捨てられ、事故を装って抹殺されていた。

音楽

主な楽曲はベイビーフェイスがプロデュースしている。彼のプロデュース作品はどちらかというとダンスミュージックが多いが、ここではストレートなロックミュージックをプロデュースしている。また、サントラでは別人が演奏・歌唱している(ただし、メインキャストの3人はバックコーラスでサントラの楽曲には参加している)が、メインキャストは事前に合宿をして、実際に演奏できるだけの楽器の腕前になって撮影に臨んだ。

外部リンク

  • Josie and the Pussycats|Watch Page|DVD,Blu-ray,Digital HD,On Demand,Trailers,Downloads - Universal Pictures Home Entertainment(英語)
  • プッシーキャッツ - allcinema
  • プッシーキャッツ - KINENOTE
  • Josie and the Pussycats - IMDb(英語)

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